MOON SAFARI@川崎CLUB CITTA'

MOON SAFARI.jpg本日。
スウェーデン現行プログレ・バンドの雄、MOON SAFARI。
昨年実に10年ぶり(!)の新作『HIMLABACKEN VOL.2』をリリースし、7年ぶりに来日。
行ってきました。

ATMで金を下ろして床屋で髪を切って歯医者に行って(半年に及んだ歯医者通い、やっと終わった…)、川崎に着いて例によって吉野家で早めの腹ごしらえ。
多分昨年5月のTHE STEVE HILLAGE BAND & GONG以来1年ぶりのCLUB CITTA'。
前売券完売の満員御礼。

定刻の19時ジャストに客電が落ちる。
ステージのバックドロップにはメンバー6人のシルエットが映し出されているが、実際に登場したのはバンドを離脱したセバスチャン・オーケソン(キーボード、ヴォーカル:脱退したワケではないらしい)を除く5人、ペッター・サンドストレム(ヴォーカル、12絃アコースティック・ギター)、シモン・オーケソン(ヴォーカル、キーボード)、ポンタス・オーケソン(ヴォーカル、ギター)、ユアン・ヴェステルンド(ヴォーカル、ベース)、ミカエル・イスラエルソン(ドラム)。

1曲目「Welcome Back To Heaven Hill」から、前列3人のトリプル・ヴォーカルにビビる。
セバスチャン・オーケソンがいない分、コーラスは1枚減っているワケだが(あとツイン・キーボードじゃなくなっている)、彼らのライヴを初めて観た俺には、不足感は感じられない。
(以前の来日公演に較べるとアカペラのパートが少なかったそうで、そこは影響あったんだろうね)
4曲演って30分、8曲で1時間。

スウェーデンのバンドなんだけど、YESをはじめとするコーラス重視の英国プログレの影響だけじゃなく、かつてのアメリカのプログレ・ハード勢に通じるような、大陸的なキャッチーさも感じさせるメロディのセンス。
メインのヴォーカルはペッター・サンドストレムとシモン・オーケソンで、ユアン・ヴェステルンドはコーラスにも加わらないことが多い一方で、ユアンがリード・ヴォーカルの曲があったり、ユアンが加わる四声のコーラスがあったり、フレーズ毎に違うメンバーが歌ったりと、目と耳が油断ならないステージ。
(そのユアン、黒いタオルでしきりにスキンヘッドを拭く仕草が何だかユーモラス)
演奏もコーラスもひたすら上手い。
ところでペッター・サンドストレムの12弦アコースティック・ギターはあんまり聴こえないぞ…。

「Mega Moon」に続く大曲「Teen Angel Meets The Apocalypse」で本編終了。
ここまで1時間半。
ほとんど秒で(!)アンコールに応え、これまた大曲「Lover's End」を披露。
ペッター・サンドストレム以外のメンバーはほとんど動かなかったのが、ここに来てようやくポンタス・オーケソンが前に出る。
ペッターが観客を煽って手拍子を要求するものの、変拍子は合わせづらい(苦笑)。
ともあれシモン・オーケソンとポンタスのソロの応酬から高速ユニゾン、やたらパワフルなミカエル・イスラエルソン(超シンプルなドラムセットなのに、両手をクロスさせてハイハットでベーシックなリズムを刻む場面が凄く少ない叩きまくり)の見せ場もアリ、そして四声コーラス…と、大いに盛り上がる。

ライヴ終了は、開演から1時間50分後だった。
余韻を楽しむ間もなく、すぐ帰ってきました。
遠いんで…。

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