(実際には出回っていたはず。しかし少なくとも俺の立ち回り先のレコード屋では見かけなかった)
それが90年代初頭、西新宿のブート屋を捜し歩いてようやく『LIVE IN SIDNEY, 1976』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201804article_17.html)を入手し。
それから、当時西新宿の外れにあったBARN HOMESに通い出してみると、トラファルガー・レコーズからCD化されたRADIO BIRDMANのアルバムが並んでいて。
で、コレはその頃に買った1枚。
当時の最新リリースだった。
RADIO BIRDMAN、1976年のデビューEP「Burn My Eye」と、89年に発掘リリースされていたEP「More Fun!」をカップリングしたCD。
RADIO BIRDMANというとギター2本にキーボードをフィーチュアした、パンク・バンドとしては珍しい6人編成が特徴だったが。
「Burn My Eye」の時点ではキーボードのピップ・ホイルが一時期離脱していて、メンバーは5人。
しかしやはりこのバンドのアレンジに鍵盤類は必須だったようで、このEPではクリス・マズアック(ギター)がピアノを兼任している。
この時点では、その後アルバム『RADIOS APPEAR』で聴けるハード・ロック的なスピード感はそれほどでもなく。
(いやまあ冒頭の「Smith And Wesson Blues」から充分に速いが)
「More Fun!」は1977年12月12日、シドニーのPADDINGTON TOWN HALLで録音されたライヴ3曲と、渡英時の78年4月にウェールズのロックフィールド・スタジオでレコーディングされた「Didn't Tell The Man」。
こちらはもちろんピップ・ホイル在籍の6人編成。
4曲中3曲がライヴとあって、「Breaks My Heart」や「More Fun」などは勢い充分。
一方でコーラスやバンド・アンサンブルは鉄壁。
何しろ英国パンクの影響下に出てきたバンドではなく、プロト・パンク勢やハード・ロックの影響をオーストラリアで独自に醸した、特異なバンドでありました。
ともあれ1枚も持っていなかったRADIO BIRDMANのCDがこの頃急にどんどん増えて、とても嬉しかった。
それにしても。
再結成後を含めてオリジナル・スタジオ・アルバムは3作しかないはずなのに。
棚にやたらとRADIO BIRDMANのCDが多いぞ…。
何しろ『RADIOS APPEAR』と『LIVING EYES』が4~5枚ずつあって、しかもどれを見ても曲目や曲順が違っているという(苦笑)。
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