CLUB CITTA'の恒例行事とも言える、CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLINによる、映画シンクロ演奏+ベスト・ヒッツという2部構成=「THE BEST OF ITALIAN ROCK VOL.13」。
約2年ぶりの開催。
CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLINにしてもOSANNAにしても、イタリアン・プログレの人たちは幾つになっても精力旺盛(うらやましいわねえ…)、休憩挟みつつも3時間とか3時間半とかいうライヴが多く。
CLUB CITTA'で19時からライヴが始まると、地方から観に来た人たちは最後まで観られずに泣く泣く途中退場…ということが少なくない様子。
そこで対策が行なわれたか。
今回、16時からというとても早い時間の開演。
CLUB CITTA'でライヴ観る時は18時台に川崎の吉野家で早めの夕食、というのが常だったのだが、本日は15時過ぎに吉野家で遅めの昼食。
結局吉野家かーいっ(←田村信風)。
ともあれ5月のMOON SAFARI(https://lsdblog.seesaa.net/article/503469182.html)以来約2ヵ月ぶりのCLUB CITTA'。
定刻の約8分押しでメンバー登場。
前回の「THE BEST OF ITALIAN ROCK VOL.12」(https://lsdblog.seesaa.net/article/202211article_16.html)と同じ、クラウディオ・シモネッティ(キーボード、プログラミング)、ダニエレ・アマドール(ギター)、チェチリア・ナッポ(ベース)、フェデリコ・マラゴーニ(ドラム)の4人。
前髪パッツンの赤い髪が印象的だったチェチリア、金髪に染めている。
それはそれでとてもイイ。
今回の第1部は映画『デモンズ』。
(俺は今回初めて観た)
当時シモネッティが手掛けていた映画音楽以外に、MOTLEY CRUEとかの楽曲が流れていた部分もバンドが生演奏。
一方でリック・スプリングフィールドとかビリー・アイドルとか、劇中でラジオから流れているような曲はそのまま用いられている。
それにしてもダリオ・アルジェント、よくこんなとんでもない話を思い付くよなあ。
舞台はベルリンで、御一緒したライター・浅野淳氏によれば、登場人物たちが閉じ込められる状況は、ベルリンの壁が意識されていたのだという。
(深いのか深くないのかよくわからない)
素早く動くゾンビ(厳密にはゾンビではないが)が登場する映画のはしりのような1本。
パンク風の女の子を含むチンピラたちが登場するのは、同じ年に制作された『バタリアン』へのオマージュでは、と思った。
あと、随所で笑いを突っ込んでくるのな…。
第1部は約1時間半。
終わった瞬間にトイレに走り、2本目のビールを買う。
(正解だった。その後トイレの行列がとんでもないことになっていた)
30分の休憩がアナウンスされていたが、実際には38分ほど経ってから第2部スタート。
”BEST HITS SELECTION”。
イントロに続く「Mater Lacrimarum」から、名曲の数々が披露される。
曲中の女性ヴォーカルやスキャットはほとんどサンプリングなのは前回までと同様ながら、今回「E Suono Rock」ではフェデリコ・マラゴーニが叩きながらスキャットを歌っていた。
『ゾンビ』から3曲続けて演奏されるのは前回と同じ。
「Opera」ではダニエレ・アマドールの泣きのギター・ソロをフィーチュア。
驚かされたのは、クラウディオ・シモネッティのフェイヴァリットとしてダリオ・アルジェント以外の映画音楽から「Halloween」「Tubular Bells」のカヴァーが演奏されたこと。
(もちろん映像もそれらが用いられていた)
「Suspiria」「Markos」は前回同様、メタリックな新ヴァージョンでの演奏だったが、「Suspiria」の前にシモネッティが観客に例の”ら~ら~ら~ら~ら~ら~ら~♪”を合唱させていたのには笑った。
「Tenebre」「Phenomena」「Profondo Rosso」でライヴが終了し、コレで終わりだろう…と思ったら、熱烈なアンコールに応えてメンバー再登場。
しかし新たに演れる曲はもうなかったようで(映像とのシンクロとかを考えれば、当然だろう)、「Mater Lacrimarum」をもう1回。
終演は19時半と予告されていたのだが、結局30分近く押した。
休憩を抜いた正味の演奏時間だけで3時間以上。
16時開演で正解だったね…。
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