明日の叙景/コバルトの降る街

明日の叙景.png昨年のBorisのヨーロッパ/UKツアーに帯同したことで知られるポスト・ブラック・メタル・バンド、明日の叙景。
2022年の2ndアルバム『アイランド』以来となる新音源は配信シングル。

布大樹(ヴォーカル)、等力桂(ギター)、関拓也(ベース)、齊藤誠也(ドラム)の4人組。
俺はこのバンドをよく知らず(バンド名も”あしたのじょけい”かと思ったら”あすのじょけい”だった…)、今回初めて音を聴いたんだけど、2014年結成でもう10年選手なんですってね。

『アイランド』の全曲演奏ライヴは東京・大阪ともに完売。
香港と韓国でのライヴも即日完売。
この6月には6年ぶりに中国をツアーして、上海公演はコレも完売だったそうで。
えらく人気あるのねえ。

ジャケットの左右が余白、真ん中に縦長に写真を配したデザインは…そうかコレ、短冊型CDシングルを模しているのか。
ブラスト・ビートをぶっ込んだ激烈な演奏と、まさにブラック・メタルな叫喚系ヴォーカル…なんだけど、ヴィジュアル系とJ-POPが不可分に練り込まれているのだった。
インディー・ロックとかギター・ポップとかの成分も微妙に混ぜてあるように聴こえる。
…と思ったらギターには9mm Parabellum Bulletの影響があるんだそうで。
(やっぱりそのへんか…)
途中で「後生大事にしておくほどの…感傷じゃない」なんて台詞も入ったりして。

このブログでもブラック・メタル/ポスト・ブラックは幾つか紹介してきたけど。
(10年ぐらい前ね、最近は全然だが)
明日の叙景はブラック・メタルの変種というよりも、ブラック・メタルとJ-POPをベースにしつつ、ただの融合じゃなくて名状し難い別の何か、になっている気もする。
ともあれかなりのインパクト。

21日より配信中。

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