昨日19日(土)発売のビッグコミックオリジナルで連載開始。
早速昨日朝イチ(7時40分ぐらい)で買いましたわ。
しかし。
やっべえ、俺、室井大資以外の二人、ほとんど知らんわ…。
それはそれとして。
N県(多分長野あたり)の外れにある集落・S地区。
人口約800人の小さな集落で、「玄田洋裁店」を営む”クロちゃん”こと玄田さんと、下働き(雑用係)・こうた。
S地区の住人の服飾関係は、玄田洋裁店が一手に引き受けていた。
何故なら、10年前に死人(=”やつら”)が蘇って人間を襲い始め、世界が終わってしまい(!)、いわゆる量販店などで服を買うことは不可能になっていたから。
花沢健吾から相原コージまで、幾多の漫画家が手掛け、最早出尽くした感のある”ありふれた”ゾンビもの…のジャンルに、室井大資・西尾雄太・マツダユカのチームは、また新たな切り口で斬り込んだ。
それがどんな内容なのかは、コンビニとかで買って確かめてください。
(もう読んでる人も多いと思うけど)
主人公・こうたがヘッポコ過ぎて(?)、ぶっちゃけ今後の展開が読めないんだけど。
”たとえ世界は終わっても、人は死ぬまで生きていく。”という扉絵のコピーに明らかな通り、絶望的な状況の中でも人生を肯定出来るような(カミュだ…)、日々を負けながら生きているような人たち(俺か?)になけなしの希望を見せられるような、そんなお話になるのでは…と予想している。
このセリフやこの動きはいかにも室井大資だなあ、とニヤリとするところが幾つもある。
一方室井のインプットではないのでは、と思う部分も。
(そこはもちろん西尾雄太のセンスだろう)
そして、極めてシンプルな絵柄で実に多くを伝えてくれるマツダユカの作画。
(構図などはネームの段階で原作二人の意向も入っているだろう。ともあれ今回の28ページ・29ページの対比や、あと37ページとか舌を巻く)
玄田さんと”川上さんの奥さん”の関係性を、直接説明することなしに3ページでわからせるとかも、ストーリーテリングの巧みさと無駄のなさは実に素晴らしい。
何故この3人が組んで、何故このようなお話になったのか…は、以前このブログで室井大資のインタヴューを掲載したこともあるし、出来れば改めて室井本人に話を聞いてみたい、と思っている。
(もう3年会ってない)
ともあれ『世界の終わりの洋裁店』、是非読んでみてください。
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