前夜に渋谷で飲んだら、財布に1000円ちょっとしかなくなった。
30日は出版社からお金が振り込まれているはず。
駅前のATMで金を下ろし、駅ビルを抜けていこうと思ったら。
あら、インストアライヴが始まった。
インストアライヴ、5年ぶりに観た。
そうか、前回はコロナ禍の前じゃないか。
楠木康平という人。
全然知らない。
それもそのはず、MCを聞けばこの1月15日にデビューしたばかりというド新人。
2001年生まれの23歳。
福島県郡山市出身。
23年の日本クラウンの新人オーディションで準グランプリを獲得したのだそうで。
客席は満員で、サイリウムを持った女性も多い。
いわゆる演歌/ムード歌謡。
ありがちと言えばありがちな感じ。
しかし、キャッチフレーズが”魅惑の裏声ボイス”。
なるほど、随所にファルセットが入る。
驚いたのは、オヨネーズ80年代の大ヒット曲「麦畑」のカヴァー。
一人で男声と女声のパートを、地声とファルセットで歌い分けるのである。
コレはお見事。
物腰や話し方など、中性的な感じ。
同じ場所で10年近く前に観た観月ゆうじもそうだったけど、演歌系で性別不明っぽいキャラって、氷川きよし以来の流れとしてあるのだろうか。
あとこれまた観月ゆうじ同様、歌いながら客席に分け入って観客と握手して回っていた。
MCも新人離れしたよどみないモノで、デビューから3ヵ月半ほどの間にキャンペーンでショッピングモールなどを廻って相当の場数を踏んでいるであろうことが窺われた。
”魅惑の裏声ボイス”を磨いて紅白を目指していただきたいですね。
彼に限らず、地道な営業を続ける未来のスターたちに幸あれと。
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