GALUNDO TENVULANCE/INSOMNIS SOMNIA

GALUNDO TENVULANCE.jpg2年ほど前にデビュー作『LUNAR ECLIPTURE』(https://lsdblog.seesaa.net/article/500451840.html)を紹介した日本のシンフォニック/メロディック・デス・メタル・バンドの2ndアルバム。

2020年9月、ASUKUN(ギター)を中心に結成。
シンフォニックな要素とメタルコアなどを融合させた独自のメロデスを目指していたという。
シングルやEPを経て、23年8月23日に『LUNAR ECLIPTURE』をリリース。

結成当初はレコーディング・プロジェクトだったらしいが、アルバム制作を機にライヴもやる本格的な活動にシフトしたとのこと。
前作リリース後、2024年7月にSAO(ヴォーカル)が新加入。
新たなフェーズへと突入しての2ndアルバム。

前作で聴かれたメタルコア/デスコアっぽいビート・ダウンのパートがほぼなくなり、ブラストを含む超絶ファストなリズムに乗せたASUKUNとDERAのエモーショナルで叙情的なツイン・ギターとKENのシンフォニックでクラシカルな鍵盤(ピアノ独奏含む)の上で、SAOが咆哮する。
そのSAOのヴォーカル…近年、女性ヴォーカルをフィーチュアしたメロディック・デス・メタル・バンドでは、にわかに女性とは信じられないような極悪グロウルとメロウなノーマル・ヴォイスの間を行き来するようなスタイルがよく聴かれるのだが。
(このバンドの初代ヴォーカリストCHIAKIもノーマル声を用いていたとのこと)
SAOは潔く(?)グロウル一本に振り切ったスタイル。
一方ではっきり女性とわかる声質・唱法。
声自体も音楽性もまったく似てはいないものの、かのGALLHAMMERのヴィヴィアン・スローター(現ヴィヴィアン・クライスト)や”出禁系アイドル妖怪”十四代目トイレの花子さんを思い出したり。

冒頭がオーヴァーチュア的なインストゥルメンタル「Sleepless Dreams」、中盤にピアノ・ソロ「Cursed Bloodline」、ラストに激シンフォニックな「Epicedium」という構成も、前作よりかなりドラマティック。
今後に期待。

『INSOMNIS SOMNIA』、17日リリース。

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