意外と遅い。
90年代はシングルだけしか買っていなかった。
別ユニットのJUDAS BULLETHEAD(https://lsdblog.seesaa.net/article/202001article_3.html)とかも買っていたのに、ANTiSEENのアルバムはずっと買わなかったって、今考えると不思議だが。
この時点で、1983年のANTiSEEN結成から20年近く経っていた。
いやー、タイトル通りのアルバムです。
前半17曲は2001年6月1日、オレゴン州ポートランドのASH STREET PUBでのライヴ。
後半7曲は01年6月3日、サンフランシスコのCOVERED WAGON SALOONでのライヴ。
メンバーはジェフ・クレイトン(ヴォーカル)、ジョー・ヤング(ギター)、ダグ・カナイプ(ベース)、サー・バリー・ハンニバル(ドラム)の4人。
いやー、タイトル通りのアルバムです。
(もう1回言ってみた)
インサートには血まみれになったジェフ・クレイトンの雄姿。
裏ジャケットには血まみれになり、破壊されたウォッシュボード。
(血糊じゃなくてホンモノだからね)
彼らはエンターテインメントについて、他のミュージシャンではなくプロレスから学んだのだという…。
全24曲、「Wifebeater」「Hammerhead」「Funk U」「Cactus Jack」「Sabu」「Fuck All Y'All」「Stormtrooper」といった代表曲が押さえられていて、以前紹介した日本編集盤ベスト『THE GREAT POGO HITS』(https://lsdblog.seesaa.net/article/503012255.html)と並んで、入門編としても最適だと思う。
で、カヴァーが渋いんだ。
「Commando」「Today Your Love…」と、RAMONESが2曲。
他にもGEORGE THOROGOOD & THE DESTROYERSのヴァージョンも有名なデイヴ・ダドリー「Six Days On The Road」とか、ロッキー・エリクソンの「Two Headed Dog」とか。
それらのナイスな楽曲を、ジェフ・クレイトンのドスの利いたヴォーカルと、ジョー・ヤングの異様なまでに歪んだパワー・コードでぶっ放す。
歪んだというか、むしろ濁ったという感じの、ファズ踏みっぱなしな「ぎょわ~」というギターが凄い。
残念ながらジョーは2014年に亡くなってしまったが、その後加入したラス・ウォードも、19年の来日時にはまるっきりジョーと同じ音を出していた。
(現ギタリストであるウォルト・ウィートも同じ)
で、そんな血まみれ濁音ライヴをやりながら、ジェフ・クレイトンって実は元々ファンジンとかやってた人なんだよなあ。
そしてジェフは来月18日で61歳になる。
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