DEVIL DOLLS/All Dolled Up(2004)

DEVIL DOLLS.jpg00年代前半に活動していたメルボルンのガレージ/パンク・バンド、7inch2枚組4曲入りEP。

非常に情報の少ないバンドで、結成年も解散の時期も不明。
2001年にミニアルバム『DEVIL DOLLS』を、02年にアルバム『WE ARE THE DEVIL DOLLS』をリリースしている。
それらに続く作品がこの2枚組7inchだった。

短い活動期間の間にメンバーは入れ替わっていて.
『DEVIL DOLLS』ではケンドール・ドール(ヴォーカル)、ミレラ・ドール(ヴォーカル)、ジェイ・ゲヴァラ(ギター)、トゥールボックス・テイラー(ギター)、リック・ハドゥン(ベース)、ジェフ・ダンバー(ドラム:元SHUTDOWN 66』というツイン・ヴォーカルの6人組だった。
『WE ARE THE DEVIL DOLLS』ではミレラとジェイ以外が入れ替わり、ロッキー・ショウズ(リード・ギター)とスティーヴ・エイガー(ベース、ヴォーカル:元SHINDIGGERS)、ヴィクター・ジョージ(ドラム)が加入。
そして「All Dolled Up」では、リード・ギターがキティ・ミラーことジェイムズ・ティラー(元THE REDRESSER)に、ドラムがスコット・ヴァンダーレイに交代している。
(スコットは他のメンバーよりかなり年上に見える)

しっかりした作りのダブル・ジャケット。
ミレラ・ドールをフィーチュアしたデザインもナイスですね。

ギター2本の5人編成といい、『WE ARE THE DEVIL DOLLS』のジャケットといい、NEW YORK DOLLSの影響は大きかったのではと思われる。
他にもDEAD BOYSからCHEAP TRICKあたりまで、幅広い影響を感じさせる楽曲とサウンド。

専任の女性ヴォーカルがいながら、ジェイ・ゲヴァラの単独作であるB面「Still Life(Slow Down)」では多分ジェイが歌っていて。
C面「Reeperbahn」とD面「The Only One」はスティーヴ・エイガーの単独作で、「Reeperbahn」のリード・ヴォーカルも多分スティーヴ。
(この曲、ヴォーカルが引っ込み気味でよく聴こえない。ひょっとしたらスティーヴとミレラ・ドールのツイン・ヴォーカルかも知れない)
個人的には、誰が書いた曲でもミレラが一人で歌うようにした方が、バンドとしての統一感が出たのでは、という気がする。
男性陣のヴォーカルも悪くないんだけどさ。

果たしてバンドはこのEPを最後に解散したらしい。
B級ながらなかなか悪くないバンドだったのだが。
そして各メンバーのその後の消息は、残念ながら一切聞かない。

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