ヴァーノン・ジョインソンの『FUZZ, ACID AND FLOWERS』には4行しか説明が載っていない。
そんなバンドでもネットが普及した今ではいろいろなことがわかっていたりするモノだが、このTHE JOLLY GREEN GIANTSはわりとそうでもなかったりする。
バンド名はTHE KINGSMENの曲名から取られている。
このシングルを録音した時のメンバーはチャック・アンダーソン(ヴォーカル)、ボブ・アンダーソン(ギター)、デニス・コール(キーボード)、ハーヴェイ(サックス)、ダニー・ハート(ベース)、デイヴィッド・マドソン(ドラム)の6人だったらしい。
ヴィック(ベース)とゲイリー(ドラム)という別のリズム・セクションがいた時期もあったそうで、活動中には他にもメンバーの入れ替わりがあった様子。
A面「Busy Body」はロイ・リー・ジョンソンによる1962年のシングル曲のカヴァーで、この曲は初期のTHE SONICSもレパートリーにしていた。
THE JOLLY GREEN GIANTSはバンド名からしてもTHE KINGSMENの影響下にあったようだが、この曲での勢いは完全にSONICSと同系統。
ヴォーカルの迫力ではSONICSに及ばないものの、十分にカッコいい。
昔何度かDJで回したことがある。
B面「Caught You Red Handed」はバンドのオリジナル。
バスドラ四つ打ちが印象的なダンサブルな曲で、こちらもなかなかナイス。
バンドは60年代末まで活動していたようだが、このシングル以外にはレコーディングの機会もなく、トップ40のカヴァーを演奏するような活動で終わったらしい。
そういうバンド、レコードを残さなかったようなのも含めて、当時のアメリカにどれほどいたことか。
ちなみにヴィックは2008年に亡くなったという。
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