(海外でのリリースが11月28日だから、国内で25日は無理があったような…)
TANGERINE DREAM、1975年の名作『RUBYCON』の”50th ANNIVERSARY EDITION”。
なんとCD5枚組のBOXセット。
ライナーノーツを書きました。
ディスク1はリマスターされた『RUBYCON』。
ボーナス・トラックとして、近年発見されたテープをスティーヴン・ウィルソンがリミックスした「Rubycon(extended introduction)」が収録されている。
ディスク2と3は『RUBYCON』制作前のツアーから、1974年10月27日、ロンドンのRAINBOW THEATREでのライヴ。
MCとしてジョン・ピールも登場。
ここまでのバンドはもちろんエドガー・フローゼ(メロトロン他)、ペーター・バウマン(オルガン他)、クリストフ・フランケ(シークェンサー他)という”黄金トリオ”。
そしてディスク4と5は『RUBYCON』リリース直後のツアーから、1975年4月2日、こちらもロンドン、ROYAL ALBERT HALLでのライヴ。
ここでは中東に旅行に出かけてしまっていたペーター・バウマンに代わって、元AGITATION FREEのミヒャエル・フーニッヒ(シンセサイザー他)が参加している。
5枚組とあって値も張るし、TANGERINE DREAMのマニアックなファンだけしか用がないように見えるかも知れないが…いやいや全英10位を記録したTANGERINE DREAM代表作中の代表作、このBOXセットを入門編として聴く人がいても全然OKだと思う。
何しろ編成はバンド史上の”黄金トリオ”で、全作中でも一番チャート・アクションが良かったアルバム、つまりMOTORHEADで言ったら『ACE OF SPADES』みたいなもんなんだから。
(おい、たとえがおかしいぞ)
ざっくり電子音楽トリオな印象があるTANGERINE DREAMだけど、クリストフ・フランケがベーシックなシークェンス・フレーズ、エドガー・フローゼがメロトロンその他、ペーター・バウマンがピアノやオルガン…みたいなパート分けがあり。
(もちろん普通のバンドのギター、ベース、ドラムみたいに厳密に分担されていたワケではないが)
英文ブックレットには各ディスクでのメンバーの使用機材もクレジットされているので、それを見ながら聴くとより興味深く楽しめるかもです。
(1974年と75年のライヴで使用機材の量が全然違う)
この記事へのコメント