なんということだ

SPINAL TAP.jpg14日にロブ・ライナーが亡くなった(遺体が発見された)というのは、新聞などでも報じられているので、既に御存知の皆様も多いだろう。
妻ミシェルと共に、あろうことか息子ニックに刺殺されたという。
78歳。

『スタンド・バイ・ミー』の、『ミザリー』の、そして何より『スパイナル・タップ』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201806article_10.html)の監督。
40年ぶりとなる『スパイナル・タップ』続編がもうすぐ日本でも公開というこのタイミングで、何という悲劇だろう。

ニック・ライナーはドラッグ依存で(現在もそうなのかは知らないが)、一時はホームレスだったこともあるという。
政治活動家としても知られたとしても知られたロブ・ライナーにそんな息子がいたとは、知らなかった。

興行収益争いをするような大ヒット映画を撮る人ではなかったが、『スタンド・バイ・ミー』も『ミザリー』も『スパイナル・タップ』もまるで違ったジャンルでしかも名作、ということから明らかな通り、映画監督としてジャンルを問わない才能の持ち主だった。
ここのところ忙しくて観たかった映画をひとつも観られていないが、『スパイナル・タップ』の続編だけは絶対に行かなければ。


11月2日には、ジョセフ・バードが亡くなっていたという。
死因は不明。
87歳。

THE UNITED STATES OF AMERICA(なんつーバンド名だ…)のリーダー。
87歳ということは、1968年にUNITED STATES OF AMERICAが唯一のアルバムをリリースした時点で30歳を過ぎていたことになる。
THE DEEP~THE FREAK SCENEのラスティ・エヴァンスと同じようなタイプの異才…と思ったら、何と二人とも37年生まれであった。

ともあれTHE UNITED STATES OF AMERICAは、電子音を用いたエクスペリメンタルなロックの創始者として、SILVER APPLESと共にアメリカのロック史上に屹立する存在だった。
一方でジョセフ・バードは単にエクスペリメンタルでフリーキーな音楽を演るだけじゃなく、ライ・クーダーの『JAZZ』とかにも参加してるんだよなあ。
2010年前後には料理コラム(!)も書いていた。
(なんと今でもネットで読める)


ちなみにTHE UNITED STATES OF AMERICAのヴォーカリストだったドロシー・モスコウィッツは80代半ばの今も現役で活動中という。

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