オリジナル・リリースは1992年だが、キャプテン・トリップ・レコーズから国内発売されたのは97年で、俺はそれまでこのユニットを知らなかった。
で、キャプテン・トリップからの国内盤は裏ジャケットのクレジットが全部日本語で、ユニット名は”夜の野獣”となっている。
(インサートのクレジットは英語)
なので俺はこのユニット名をなんと発音するのかいまだに知らない。
夜の野獣としか呼んでなかったから…。
マニ・ノイマイヤーとルイージ・アルケッティ以外に4曲でサンプラー、キーボード、ヴォーカル、トロンボーン、ベースとゲストが参加しているが、中心になっているのはあくまでもマニさんとルイージの超絶プレイ。
約50分弱の中に、20秒から4分までの曲が25曲も入っている。
(1曲平均2分弱)
多分インプロヴィゼーション主体ではと思われるものの(それに多重録音+編集)、やはりと言うべきなのか、GURU GURUやマニさんのソロ同様に何処か抜けた感じの人懐っこさやユーモラスさが前面に出ていて。
かなりアヴァンギャルドではありつつ、聴きづらさは微塵もない。
非常に楽しいアルバム。
「蛙都市」「グッバイ天の川」「激マブ」といった楽曲の邦題からもそれは明らかだろう。
(ってかこのジャケットは何だろう…)
インサートには実際に演奏しているゲスト以外に”Phantom-Guests”というクレジットがあり。
ペーター・ブロッツマン、ベラ・バルトーク、マイルズ・デイヴィス、マルセル・デュシャン他。
なるほど。
その後1994年に『WOLPERTINGER』、97年に『EVERGREENS』、98年に『SLEEPLESS』、2005年に『KRAUTER & WELTMEISTER』と計5枚のアルバムをリリースし、05年には来日も果たしている。
TIERE DER NACHTとしての活動はそれで終わった模様。
Amazonでは690円から売っているので、興味のある人は是非聴いてみてください。
そしてマニ・ノイマイヤー、85歳の今も現役である。
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