THE MUSICAL BOX@六本木EX THEATER

MUSICAL BOX.jpg12日。
今年初めてのライヴ…ではない。
先月渋谷で観て、このブログでは紹介していなかったのが1本ある。

ともあれ、カナダが世界に誇るGENESISトリビュート・バンドTHE MUSICAL BOX、2024年11月以来約1年半ぶりとなる2回目の来日。
前回は川崎CLUB CITTA'だったが、今回は昨年7月に”本家”スティーヴ・ハケットも出た六本木EX THEATER。
俺は昨年9月の「HEAVY METAL NIGHT」以来約半年ぶりの六本木。

ロビーでPAGEANT~浪漫座他の中嶋一晃座長にお会いする。
一昨日大阪でもライヴあったはずなのに、東京まで来てるんか…!

何故か18時開演という早いスタート。
お客さんがお年寄りばっかりだから早い時間に始まって早い時間に終わるのか、それとも3時間とか演るのか?
いやいや、今回はアルバム『SELLING ENGLAND BY THE POUND』リリース当時のライヴを再現するというから、そんなに長いライヴではないはずだ。
(LED ZEPPELINじゃないんだから…)

定刻の約5分押しでバンドが登場。
メンバーは前回来日と同じ、ドニ・ガイエ(ヴォーカル、フルート他)、フランソワ・ガニョン(ギター)、セバスチャン・ラモート(ベース、アコースティック・ギター)、イアン・ベンハムー(キーボード、アコースティック・ギター)、マルク・ラフラム(ドラム、ヴォーカル)の5人。
今回は1974年4月21日モントリオールのCEPSUMで行なわれたステージを再現するのだという。

「Watcher Of The Skies」からスタート。
頭にコウモリのような翼を着けたドニ・ガイエがステージ後方にある円形のスクリーンに近づくたびにスクリーンが倒れ掛かってくるので心配になる。
(その後補強されたらしく、倒れることはなくなった)
前回の来日では『LIVE』(1973年:https://lsdblog.seesaa.net/article/201806article_8.html)の頃のステージを再現していたが、今回はその少し後のライヴがネタになっているので、演出がところどころ違う。
今回はドニがタンバリンで顔を隠すアクションをやっていた。

ドニ・ガイエが「コンバンハ、トーキョー」と言った後、長いMC。
その後も曲の導入となる長いMCに続いて演奏が始まるのだが、それが…1973年10月のライヴを収録した『LIVE…LONDON, 1973』(https://lsdblog.seesaa.net/article/505070691.html)で聴けるのとほとんどまったく一緒なんだよう。
こ、こええ。

「Dancing With The Moonlit Knight」から「The Cinema Show」。
「The Cinema Show」、アコースティックな前半から、ドニ・ガイエとフランソワ・ガニョンがはけて、後半はキーボード・トリオ状態に。
そうか、こういう風だったのかあ。

そして「I Know What I Like」「Firth Of Fifth」から「The Musical Box」。
今回は1974年のライヴがネタなので、前回と違ってドニ・ガイエが老人マスクで腰を振る!
コレは…「Watcher Of The Skies」のタンバリン芸と並び、俺が30年以上前にダビングにダビングを重ねたブートのVHSで観ていたライヴ映像と同じではないかあああ。
(ブート・ヴィデオでは画像が荒過ぎて、老人マスクが本物の老人みたいに見えていたモノですよ…)

「The Fountain Of Salmacis」から暗転した後に照明が戻ると、ドニ・ガイエとマルク・ラフラムがいない。
他のメンバーもはけて、ステージ上に誰もいなくなってしまう。
コレも当時の再現なのか…?
(会場でお会いした通訳の川原真理子さんによれば、その際のメンバー間の会話はイギリス英語でもフレンチ・カナディアン訛りでもなかったという)

ライヴ中に観客の出入りが多いのは…お年寄りばかりでみんなトイレが近いせいだったのかな。
席に戻らず、そのへんに立ったまま観ている人もけっこういた。
(人の前を通って席に戻るのがはばかられたのだろう)

ともあれあっという間に「Supper's Ready」。
Bメロの”Hey babe”というところでツイストっぽい動きをするのは、ひょっとして昔のR&Rのパロディあるいはオマージュなのだろうか、と思ったりした。
もちろん”花”も”箱”も登場。
それぞれのかぶり物がどういう造りになっているのかがよくわかるのは、ライヴならでは。

本編約1時間50分。
アンコールは「The Knife」1曲で、ライヴ全編は計2時間5分ほど。
20時10分頃に終わってしまった。
本当にお年寄り向け(あるいは地方から観に来た人向け)の設定だったのかも。
俺自身早く帰れて助かったけど。
(とはいえ帰宅は22時過ぎ)

それにしてもすげえなあ、THE MUSICAL BOX。
今回も存分に楽しみました。
今後もお年寄りのプログレ・ファンが存命の間は、彼らの来日は続くような気がする。


さて今日は「SCREAM&SOUNDZ」@西荻窪PitBarです。
GENESISは回さんが。

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