
18日。
余裕を持って川崎に向かい、上野東京ライン1本で到着するはずだったのだが、人身事故の影響で電車が東京で止まってしまい。
東京からは満員の京浜東北線で、どうにか川崎に着く。
例によって吉野屋(またか!)で腹ごしらえして、1ヵ月ぶり今年2回目のCLUB CITTA'。
(1回目に観たライヴについては某誌にライヴ・レポートが載ります)
「THE BEST OF ITALIAN ROCK Vol.12」。
3年ぶりに観るCLAUDIO SIMONETTI'S GOBLIN。
前回同様2部構成で、”LIVE & CINEMA SPECTACLE”と題された第1部は、前回は第1部に映画『サスペリア』の上映と、それにシンクロしたバンド演奏(再演)だったが、今回はジェニファー・コネリーの出世作として知られる『フェノミナ』。
定刻を2分ほど過ぎて緞帳が上がり、メンバーが登場。
現在のバンドは首魁クラウディオ・シモネッティ(キーボード、プログラミング)を中心に、チェチリア・ナッポ(ベース)とフェデリコ・マラゴーニ(ドラム:前回同様RUSHのTシャツ)というお馴染みのリズム・セクション、そして新加入のダニエレ・アマドール(ギター)という4人。
ダニエレ含め、シモネッティ御大以外は全員がイタリアのプログレッシヴ・メタル・バンドADIMIRONのメンバーなので、編成的にはADIMIRON+シモネッティという感じになった。
『フェノミナ』、やっぱりというか正統派美少女のジェニファー・コネリー(当時13歳)がかわいい、に尽きる。
(かなり体を張っている)
マクレガー教授役、『荒野の千鳥足』や『悪魔の植物人間』のドナルド・プレザンスだったんだよなあ。
そして最後に全部持っていくチンパンジーの名演!
サントラ盤では打ち込みっぽいサウンドが、4人編成のバンドによる生演奏でダイナミックに響く。
更にサントラに使われていたIRON MAIDEN「Flash Of The Blade」を(インストゥルメンタルで)演奏したのにも驚かされた…が、MOTORHEAD「Locomotive」はそのままサントラの音源が流れていた。
(あと女声ソプラノはサンプリング)
ともあれ116分という長丁場の上映(当然ながらバンドが演奏していない部分も多いけど)が終わると、盛大な拍手が沸き上がった。
25分とアナウンスされた休憩時間は約30分ほどあり。
その間に、会場で御一緒した浅野淳氏にいろいろ興味深い話を伺う。
(他にもNのS木氏とか元DのS永さんとかライターのB府さんとかいろいろな人に会った)
第2部は”BEST OF DARIO ARGENTO & HORROR HITS”。
『THE DEVIL IS BACK』からの「Brain Zero One」に始まり、GOBLIN/CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLINのオリジナル・アルバムからの曲とサントラ曲が次々に演奏されていく。
”BEST OF SOUNDTRACKS & MORE”と題されていた前回の第2部に較べると、「Demon」をはじめとして、演奏と映像がシンクロとまではいかずとも、よりマッチするようになっていた気が。
クラウディオ・シモネッティとフェデリコ・マラゴーニだけでなくダニエレ・アマドールもほとんど定位置から動かない。
例によって一人でぐいぐい動き回って華の部分を体現していたのは、真っ赤な髪のチェチリア・ナッポだった。
中盤「L'alba Dei Morti Viventi」「Zombi」「Zaratozom」と『ゾンビ』から3曲続けて演奏され、大いに盛り上がる。
後半に入ると『サスペリア』からの「Suspiria」と「Markos」。
(「Suspiria」ではスクリーンに現メンバーをフィーチュアした新MVが投影された)
アレンジは再録ヴァージョンのメタリックなモノ。
「Zombi」でチェチリア・ナッポとダニエレ・アマドールがヘッドバンギングを見せたり、「Non Ho Sonno/Death Farm」でのダニエレのギター・ソロがほとんどネオクラシカルだったりと、CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLINは年を経る毎にメタル色を強めている感がある。
そこは賛否の分かれるところかも知れない。
ともあれ「Tenebre」のイントロでクラウディオ・シモネッティがヴォイス・モジュレーターを使って笑わせ(というか小太りのシモネッティ、フツーにしていても何処かユーモラス)、本編ラストは『サスペリアPART2』からの「Profondo Rosso」。
すぐにアンコールがあって「Mater Lacrimarum」。
18時32分頃に第1部が始まり、アンコールが終わったのが22時40分頃。
休憩時間を抜いても3時間半余りという一大スペクタクル。
しかし俺には電車の時間が!
余韻を楽しむ暇もなく川崎駅に急ぐと、ダイヤ乱れの影響はまだ続いていて。
遅くに帰り着いてすぐ寝たのでした。