EURO-ROCK PRESS Vol.104

EURO-ROCK PRESS Vol.104.jpgはい、EURO-ROCK PRESS最新号、28日発売です。


表紙と巻頭(あと裏表紙も)は”進化を続けるプログレッシヴ・アイドル”XOXO EXTREME。
インタヴュー実に7ページ。


今回はレヴューいつもより少なめです。





BLUE OYSTER CULT
CHAOS CONTROL
FM EINHEIT
HYPERSONIC
INNERWISH
KING CRIMSON(×2)
曇ヶ原
LED ZEPPELIN
NEKOMATA
PERSEFONE(×2)
PHIL MANZANERA(×4)
QUEEN


…で、XOXO EXTREME(一色萌&小嶋りん)のインタヴューですが。
俺がやってます。
前2回のインタヴューはコロナ禍でメールだったのが、今回初の対面インタヴュー…が俺って。

実はインタヴュー前、けっこう困っていた。
何しろアイドル。
自分たちで曲を書いてるワケでも歌詞を書いてるワケでもないし(ヴァイオリンは弾いてるけど)。
曲やなんかについて訊くんだったら、プロデューサーの方が話が早いのでは?
どうしたもんかね。
長くても1時間やれるかどうか…。

…と思っていた俺が馬鹿だった。
一色萌&小嶋りん、しゃべるしゃべる!
(特に一色)
楽曲から歌詞の内容からプロデューサーのコンセプトまで、完全に内面化したうえで、自分の言葉できっちり言語化してみせる。
そこに見える、プログレッシヴ・アイドルとしての真摯さと覚悟。
いや、恐れ入りました。
(プログレを知らずに加入した当初の笑い話も)

結果、インタヴューは90分に及び。
約8時間かけて文字起こししたら総文字数約27000字(!)。
それを約3時間かけて12000字に削り、更に数日かけて整えたのが今回の7ページです。
(でもインタヴューした内容の半分も載せられなかったのだ)

1月18日にインタヴュー。
19日に一気に文字起こしして、それを午前2時までかかって削り。
(普段の俺は12時過ぎには寝てしまう)
そして20日には発熱、21日には完全にダウン。
ともあれ皆様、是非お読みください。
そうそう、間近で見る萌氏&りんりんはとってもかわいかったです。


あと、ピート・シンフィールドの追悼ページで、ピートがプロデュースしたROXY MUSICとPREMIATA FORNERIA MARCONIのレヴューも書きました。
他にもJETHRO TULLインタヴュー他、今回も読み応え大アリの1冊です。

EL ZINE VOL.70

EL ZINE VOL.70.jpgはい、EL ZINE最新号、22日発売です。
うおお、遂にVOL.70か。
(VOL.0から始まっているので、通巻71号)。


今回は昨年10月に亡くなったポール・ディアノについて書いています。
一般的にはIRON MAIDENの最初の2枚で話が終わってしまいがちな(?)人ですが、そこを敢えてキャリア総まくりで。
皆様、是非お読みください。


表紙と巻頭はコロンビアのMURO。
(超ロング・インタヴュー)。
あとメキシコのHONG KONG FUCK YOUのインタヴューとか。
ドイツ最古のハードコア・バンドOHLのインタヴューとか。
岡山のハードコア・バンドNEED FOR SPEEDのインタヴューとか。
フィンランドのパンク・バンドDARTのインタヴューとか。
ブラジルの二人組TESTのインタヴューとか。


それと今号から、SKIZOPHRENIA/VOX POPULIのユウ氏と、イギリスのPRIVATE SCANDAL PRODUCTIONSのコナー・ドブソンによる新連載がスタート。
EL ZINEで新しい連載はかなり久しぶりだと思うんで、今後が楽しみですね。


実は次の号の記事もあらかた出来ていたりします。

GURU GURU/KANGURU

GURU GURU KANGURU.jpg20日のリリースだったはずだが、先日のHAWKWIND『DOREMI FASOL LATIDO 2CD REMASTERED AND EXPANDED EDITION』(https://lsdblog.seesaa.net/article/507291220.html)ほどではないにせよ入荷が遅れたらしく。
現物が届いたのが25日。

GURU GURU、マニ・ノイマイヤー(ドラム、ヴォーカル)、ウリ・トレプテ(ベース、ヴォーカル)、アクス・ゲンリッヒ(ギター、ヴォーカル)という、言わずと知れたオリジナル・トリオによる1972年の3作目にして、その編成では最後のアルバム。
ライナーノーツを書きました。

実は2009年(15年前!)にも『KANGURU』のライナーは書いているんだけど、今回は新たな書き下ろしです。
(ネットを見ると、09年盤も今ではけっこうな値段になっているな…)
そして輸入盤(デジパック)に帯とライナーが付いていた前回と違い、今回は国内プレス+最新リマスター+SHM-CD+見開き紙ジャケット。
特に今回、リマスター+SHM-CDの効果がかなり大きく、非常にダイナミックな音になっています。

内容については以前このブログで書いているので、そちらを御参照ください。
https://lsdblog.seesaa.net/article/201908article_6.html
ライナーではまた違った切り口でも書いているので、そっちも読んでいただければ幸い。

ちなみにマーキー/ベル・アンティークとしては、同じブレインから出ていた1973年の次作『GURU GURU』も同時リリースしたいと思ったそうなんだけど。
何故かそっちは話がまとまらなかったらしい。
いつか出るとイイね。
(『GURU GURU』はもう20年近く国内盤CDが出ていないはず)

ともあれ『KANGURU』、旧規格盤お持ちの方も買い直し推奨。
聴いたことがないという人はこの機会に是非。


追記:
このブログ、26日現在、Seesaaブログの音楽・ポッドキャスト部門で、1位?
ええっ…?

HAWKWIND/DOREMI FASOL LATIDO 2CD REMASTERED AND EXPANDED EDITION

HAWKWIND DOREMI FASOL LATIDO.jpg1973年のライヴ盤『SPACE RITUAL』(https://lsdblog.seesaa.net/article/501173582.html)と並ぶ、HAWKWINDの代表作『DOREMI FASOL LATIDO』。
(それにしてもすげえタイトルだな…)
”2CD REMASTERED AND EXPANDED EDEITION”。
ライナーノーツを書きました。
先月25日リリース予定だったが、最近ようやく入荷したらしく、現物が届いたのは一昨日。

海外では「GREASY TRUCKERS PARTY」のライヴ音源と5.1サラウンド・ミックスのBlu-rayを含む恐怖の5枚組BOXもリリースされていて、既にそっちを買っている人もいるかも知れないが。
国内配給盤はCD2枚組仕様。

ディスク1は”THE ORIGINAL ALBUM REMASTERED”。
タイトル通り、オリジナル・ミックスに基づいた最新リマスター。
そして「Born To Go」のシングル・エディットやオリジナル・アルバム未収録の名曲「Brainbox Pollution」など、ボーナス・トラック4曲。

ディスク2は”THE NEW STEREO MIXES”。
こちらもタイトル通りの最新リミックス。
オリジナル・ヴァージョンとけっこう違っていて、聴き較べが楽しめる。
そしてこちらにはライヴでのみ演奏されていた「Seven By Seven」のスタジオ・ヴァージョンや「Brainbox Pollution」の初期ヴァージョンなど、ボーナス・トラックが5曲収録されている。
アルバム本編だけでなく、シングル曲「Urban Guerrilla」「Brainbox Pollution」もリミックス・ヴァージョン。
あとブックレットも付いている。

内容は説明不要・問答無用な、我らがレミーをフィーチュアしたスペース・ロックの金字塔。
もし聴いたことない人がいたら、この機にご購入をお勧めします。

EL ZINE VOL.69

EL ZINE VOL.69.pngはい、EL ZINE最新号、21日発売です。
ここ数年は隔月刊で出ていたのが、この10月はお休みだったんで、久しぶりのEL ZINE。
(来年はまた隔月刊で出るらしい)


今回は「サイケデリックとパンクの抜き差しならぬ関係」と題して、サイケデリック・ロック(の中でも特にパンクに直接・間接に影響したと思われるバンド)について書きました。
皆様、是非お読みください。


表紙と巻頭は1979年に結成されたブラジルのCOLERAと、2022年に結成されたチリのBONDAGEという、世代的にまったくかけ離れた南米のハードコア・バンド2組。
他にも東京のハードコア・バンドEIEFITSのインタヴューとか。
フィンランドのDIYパンク・バンドJUGGLING JUGULARSのインタヴューとか。
年末恒例「レコード屋さんのオススメ音盤」とか。
MILITARY SHADOWのフィンランド・ツアー・レポートとか。
福岡のダーク/コールド・ウェイヴ・バンドNu-Caのインタヴューとか。
今回も読み応えある内容です。

個人的に特に興味深かったのは、70年代サンフランシスコ初の女性パンク・バンド、THE URGEのインタヴュー。
(あの『パンク天国3』にも載ってない)
インタヴュアーのYoshi Yubai氏によれば、サンフランシスコだけでなくアメリカ初、あるいは世界初の全員女性メンバーによるパンク・バンドでは、と。
そしてインタヴューを受けたメアリー・ロウラー(ヴォーカル、ギター)は、俺がサイケについて書いたこの号で奇しくも、JEFFERSON AIRPLANEから大きな影響を受けたと語っている。

EL ZINE VOL.69、一昨年12月の号から始まったカレンダーが、今回も付いてます。
毎回大きくなっていく…。

EURO-ROCK PRESS Vol.103

EURO-ROCK PRESS Vol.103.jfifはい、EURO-ROCK PRESS最新号、本日発売です。


表紙と巻頭はジョン・アンダーソン。
リッチー・カステラーノ(BLUE OUSTER CULT)率いるTHE BAND GEEKSを迎えた新作…は聴いてないんだけどさ。





ともあれ今回もレヴューたくさん書きました。


AC/DC
AEROSMITH
BARQUE OF DANTE
BEDLAM
CARPENTERS
CHARLOTTE WESSELS
DARK TRANQUILLITY
ELVENKING(×3)
GONG
GRAND MAGUS
JUDAS PRIEST
MACHETE TACTICS
MICHAEL SCHENKER
MOTORHEAD
NIGHTWISH
OPETH
ORANSSI PAZUZU
SADE
SAMMY HAGAR
SIMONE SIMONS
WIND ROSE
WINTERSUN
WITHERING SURFACE
WOLFCHANT


26枚。
途中で他の仕事が忙しくなって断ったりもしたので、いつもよりちょっと少なめか。

あと、先月亡くなったポール・ディアノの追悼記事も書きました。


他の記事は、XOXO EXTREMEのライヴ・レポートとか。
YESのライヴ・レポートとか。
KORPIKLAANIのライヴ・レポートとインタヴューとか。
ビル・ブルーフォードのインタヴュー後編とか。
KING CRIMSON『RED』50周年記念盤についての記事とか。
欧州70年代ジャズ・ロック特集の後編とか。
GOBLINのドラマーとして知られるアゴスティーノ・マランゴロのインタヴューとか。
ARTI & MESTIERIのインタヴューとか。
シモーネ・ムラローニ(DGM)のインタヴューとか。
今回も読みごたえありです。


(2024.12.1.改訂)

『心がフッと軽くなる 老子の言葉』

心がフッと軽くなる 老子の言葉.jpg多分『介護の「困った」「知りたい」がわかる本』(https://lsdblog.seesaa.net/article/202206article_2.html)以来となる宝島社TJ MOOKの仕事。
老子の言葉をわかりやすく解説した本。
”執筆協力”として参加しています。

4月に出た『人生のあらゆる悩みを2時間で解決できる! ブッダの教え見るだけノート』(https://lsdblog.seesaa.net/article/503141010.html)も好評だったらしく。
それで今回は老子か。

「無知こそ最強と知る」「今の自分に満足する」「他人と比較しない」「フレキシブルに生きるコツ」「戦国の現代を生き抜く」「豊かさの意味を知る」の全6章で、老子の教えがシンプルでわかりやすい言葉で解説されています。
(まあ老子は”フレキシブル”とか言ってなかったけどさ)
老子と言ったら高校の社会科でも必ず習う”無為自然”で有名だけど、老子が残した(とされる)『老子』(老子道徳経)は、実はけっこう難解なことでも知られる。
それをかみ砕いて平易な言葉で、イラストと一緒に読みながら楽しく理解出来るような1冊。

それにしても老子は面白いじいさんだ。
「みんなキラキラしているけど私一人だけ田舎くさい」とか、ぼやいているのかなと思ったら、「でも”道”を守ってるのは私だけ」みたいな強い自負を感じさせる言葉に続いていたり。
”柔弱謙下”のイメージが強い一方で、「みんなに理解されないのは私がそれだけ尊いから」なんて言ってもみたり。
あと老子、儒家をけっこうディスってる。
ともあれ、今回の本を読んで、それから元の『老子』に行くのもイイと思います。


26日から発売中。

TRACEY THORN/A DISTANT SHORE - EXPANDED EDITION

TRACEY THORN.jpg先月25日にリリースされていたはずだが、現物が届いたのがさっき。
1982年、EVERYTHING BUT THE GIRL結成前のトレイシー・ソーン(当時19歳!)による初のソロ・アルバム。
最新リマスター、ボーナス・トラック5曲収録の”イクスパンディド・エディション”。
ライナーノーツを書きました。

マーキー/ベル・アンティークがトレイシー・ソーンのアルバムを出すというのにもびっくりしたが。
(現在HAWKWINDをリリースしているのと同じチェリー・レッドの原盤なので、その関係だろう。ちなみに帯には”プログレッシヴ・ロック”と書いてある!)
俺にライナーノーツを依頼してきたのにも驚かされた。
いや、初期のEVERYTHING BUT THE GIRL(特にデビューEPの「Night And Day」)も、トレイシーのソロ(特に「Femme Fatale」)も大好きなんです。

セミ・アコースティック・ギターの弾き語り、コーラスも全部自分で重ねた、完全ソロ・アルバム。
というかミニ・アルバム。
今回ボーナス・トラックが5曲も入っても、13曲で37分半しかない。

THE VELVET UNDERGROUNDの素晴らしいカヴァー「Femme Fatale」をはじめとする本編は言うに及ばず。
LP時代に追加収録されていたEVERYTHING BUT THE GIRLの2曲に代わって今回収録された5曲もナイス。
そのうち4曲はEVERYTHING BUT THE GIRLで再録音されているが。
トレイシー・ソーン一人によるここでのデモ音源も、デモとは思えない出来。
(何しろ『A DISTANT SHORE』本編も、チェリー・レッドには元々デモとして送ったのが、そのままレコード化されたのだった)

19歳とは思えない、落ち着いたスモーキーな声。
一方でその後のようには成熟していない、青さを併せ持ち。
シンプルでありながら、足りないモノは何もない。

かつてのファンももう一度。
当時生まれていなかったような若い人にも是非聴いていただきたい1枚。

EMBRYO/ROCKSESSION

EMBRYO.jpg厳密には”最近の仕事”じゃない…。

EMBRYO、1973年の5thアルバムが、紙ジャケ・最新リマスターで再発。
ライナーノーツは…2008年の国内配給時に俺が書いたやつの流用だ。
16年前!
当時のライナーのデータがよくまあ残っていたモノだ、とか思ったりして。
(CD現物に付いている紙のライナーはともかく、俺の手元にも当時のWordファイルが残っているかどうか怪しい)

EMBRYOの3rdアルバム『FATHER SON AND HOLY GHOSTS』(1972年:https://lsdblog.seesaa.net/article/202210article_22.html)、4th『STEIG AUS』(73年)、そして『ROCKSESSION』までは、ほとんど同時期のセッションの各断面…と捉えることが可能だが。
『FATHER SON AND HOLY GHOSTS』と以後の2作を分けるのは、マル・ウォルドロンとジミー・ジャクソンという鍵盤二枚看板をフィーチュアしているかどうかだろう。
更に、『ROCKSESSION』では『STEIG AUS』に聴かれたメロトロンが使用されなくなり、マルのピアノとジミーのオルガンを前面に出して、それまで以上にエスノ・ジャズ/フュージョン的な方向性が明確になっている。
(タイトルは『ROCKSESSION』なのにね)

聴きモノはマル・ウォルドロンのレパートリーとしても知られる「Warm Canto」だろうか。
EMBRYOとしては比較的珍しい、哀感を帯びたメロディアスなジャズ・バラード。
しかし、やはりというかジャズそのものではなく。
俺がDJでBGM的にしっとりした系の選曲をする時に必須の1曲でもある。
何年か前にEMBRYOが来日した時にも演奏されていた。


ってか前回の国内配給が2008年って、このブログを始める前だぜ…。
随分遠くに来たモノだ。
ともあれ『ROCKSESSION』、9月25日より発売中。

EURO-ROCK PRESS Vol.102

EURO-ROCK PRESS Vol.102.jpgはい、EURO-ROCK PRESS最新号、本日発売です。


表紙と巻頭インタヴューは…THE MUSICAL BOX!
トリビュート・バンドが表紙!
また思い切ったなあ…。



ともあれ、今回もレヴューたくさん書いています。




BILL EVANS TRIO
BILLY JOEL
BLEED FOR PAIN
BLUE OYSTER CULT
CREAM
CROWNSHIFT
CRYSTAL VIPER
DAIDA LAIDA
DEMON
DIE KRUPPS(×2)
EDENBRIDGE(×3)
フラワー・トラベリン・バンドとオートバイ50台、他
フーテン族
HOW WE END
IRON MAIDEN
JANIS JOPLIN
THE JIMI HEDRIX EXPERIENCE
JOURNEY
KIYO The Gut Guitar
MOKU
ORANGE GOBLIN
PALLBEARER
POTALIST with JOE-G
VANDEN PLAS
VERICALPA
Vesper the Aerial
VOICE OF BACEPROT
WHITESNAKE
WORDS OF FAREWELL
ZOMBIE RITUAL(×3)
V.A./空飛ぶカーニバル

36枚。


他にも、ANGELのライヴ・レポートと、アルバム・レヴュー2枚。
あと、奥村裕司氏渾身のNew Wave Of British Heavy Metal特集で、ANGEL WITCHとGIRLSCHOOLとSAXONのアルバムを紹介しています。
皆様、是非お読みください。


他の記事も、CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLINのライヴ・レポートとか。
MOON SAFARIのライヴ・レポートとか。
タイス・ファン・リール(FOCUS)のインタヴューとか。
EELA CRAIG(!)のインタヴューとか。
ビル・ブルーフォードのロング・インタヴューとか。
ティム・ホジキンソンのインタヴューとか。
アルベルト・モレーノ(MUSEO ROSENBACH)のインタヴューとか。
今回も盛りだくさんです。