
正確な死因は不明だが、彼が慢性リンパ性白血病で長く闘病していたことは、多くの人が知るところだろう。
66歳。
元THE ALARM、BIG COUNTRYのヴォーカリスト。
THE CLASHの弟分などとも呼ばれたALARM。
(マイクは実際、THE MESCALEROSに客演したこともある)
若くて元気いっぱいなイメージだったマイクも、もう66歳だったか。
それにしても長い闘病生活、お疲れ様でした。
今月4日には、ジャック・ランカスターが亡くなったという。
死因、年齢ともに不明。
多分80歳前後だったのでは。
BLODWYN PIGやBRAND X人脈との活動で知られた人だが、個人的には90年代にミック・ファレンと一緒にやっていた人、という認識に尽きる。
一時期は再編THE DEVIANTSのメンバーでもあった。
しかも90年代以降はサックスだけではなくEWIも駆使して、多彩な音を出していた人物。
(もっとも、エレクトロニクスに入れ込み過ぎたのがミックらに嫌がられる原因ともなってしまった)
他にもピート・ブラウン、アルヴィン・リー、KAYAK、アンソニー・フィリップス、ロッド・アージェントなど、参加作は多数。
そして10日にはエディ藩が。
感染性心内膜炎とのこと。
77歳。
ザ・ゴールデン・カップスのオリジナル・メンバーが、遂に一人もいなくなってしまった。
バンド後期に参加していた柳ジョージやアイ高野も既に亡い。
ゴールデン・カップスだけでなく、その後のエディ藩とオリエント・エキスプレスもカッコよかった。
そして何と言っても「ヨコハマ・ホンキートンク・ブルース」。
俺が初めて横浜中華街に行った時には、「鴻昌」がまだあったんだよなあ。
(結局一度も入ったことはなかった)
来月ミッキー吉野とライヴ予定だったという。
残念。
今はミック・ファレンとジャック・ランカスターの連名作『THE DEATHRAY TAPES』(1995年:画像)を聴いている。
このアルバムに参加したメンバーも、ミック、ジャックだけでなくウェイン・クレイマーもダグ・ランももういない。
そう言えばリック・パーネルも世を去り…うわ、99年に来日したTHE DEVIANTSも、もうアンディ・コルホーンしか残っていないのか。