山下ユタカ近況

画像15日、山下ユタカの引っ越しを手伝ってきました。
確か引っ越し9回目とか言ってた気がするけど、そのうち3回手伝ってるという…。
(更にそのうち1回は保証人になった)

車が必要だというので、埼玉の奥地からこわごわドライヴすること2時間。
都内はホントに走りづらいねー、一方通行とかばっかりで。

さておき山下ユタカ、前の家から直線距離で2~3kmくらいだと思うが、ともあれ心機一転の新生活。
本人はこれから売れる気満々です。
(まあ本人がその気なだけじゃダメなんだけどさ…)

最近は山下ユタカに会う度「もう、魂売れや!」とか言ってるんだけど(笑)。
でも、何回も言うけど、山下ユタカが割り切ってラブコメとか描いたとして…面白いと思うよ?
暴力もバイクもヤクザもヤンキーもイレズミ者も全然出てこない山下漫画って、実際読んでみたいと思うファンは少なくないと思うけどね。
それが旧来のファンじゃないフツーの(?)読者層に受け入れられたらなおイイじゃないですか。

バイクやヤンキーは出てきたけど、主人公がヘタレ高校生男子だった『ラチェット・シティ』…は、ちゃんと面白かった。
(残念ながら全然人気なかったみたいだが)
暴力とかバイクとかは確かに山下ユタカの漫画の重要な要素ではある。
一方どの作品も基本的には”いろいろ上手く行かない人たちが七転八倒悪戦苦闘するお話”と思えば、暴力やバイク抜きで山下ユタカがそういうお話を描き切ったなら、それはそれで面白くなると思うのです。
(これまた全然反響なかったらしい「銀貨鉄道途中下車」が、個人的にはとても好き)

現状、山下ユタカの漫画がどっかに載りそうな気配はあんまりないんで、現時点で読者が出来ることもあんまりなさそう。
待つぐらいか。
(気配が全くないワケじゃありません、多少はあるんです)
とりあえず読者の声援は励みになるんで、たま~に本人がツイッターでなんかつぶやいた時は、是非反応してあげて下さいよ、遠慮せず。
ライヴも行ってあげてー。


今まで住んでた家が取り壊しになるってんで、引っ越し。
ツイッターで披露していた“壁画”は、外壁(!)に描いた1枚を除いて、壁紙引っぺがして新居に持ち込まれた。
画像は壁画ならぬ“襖絵”。
15日の夕方に俺が帰る時点で新居はとんでもない有様だったけど、昨日の時点でも“爆撃後”みたいな状態らしいです(笑)。
今日はもうちょっと片付いたかな。
まあベッドさえ組み立ててあれば、なんとかなるじゃろう…。


(2025.1.5.改訂)

岩明均(原作)・室井大資(漫画)『レイリ』第一巻・第二巻

画像うわー、2ヵ月も出遅れちまったよ。
近所の本屋で「よし、出てるな」と思って、次に行ったら売れちゃってて。
それで、初版が1ヵ月も経たずに2巻で○○万部売れて増刷かかって。
「ひいっ、重版出来待ちですか!」と思ったら、別の本屋で初版本ゲット。

岩明均が原作で、室井大資が作画の時代劇。
『雪の峠・剣の舞』を読んだ人なら、岩明均の時代モノがどれだけ面白いかは御存知と思う。
「剣の舞」の主人公も少女剣士だったけど、『レイリ』の主人公はバーサーカー的な(?)狂戦士で。
それが室井大資の絵によって、生き生きと動く。
生き生きと…といいつつ、主人公レイリはとんでもない“死にたがり”なんだが。

“長篠の戦い”のあと、落ち武者狩りの織田・徳川連合軍雑兵に家族を惨殺されたレイリ。
自身も凌辱(もちろんその後惨殺)されようとしていたところを、敗軍の将・岡部丹波守(当時は今川家の家臣)に救われる。
以来、“丹波守のために戦って死ぬ”それだけをレーゾンデートルとして生きて来た15歳のレイリ。
しかし丹波守はもちろんそんなことを望んではおらず。
武田家の家臣となっていた丹波守の元に武田の重臣・土屋惣三が訪れたことから、レイリの人生は想像もしない方向に転がり始める…。

『寄生獣』以来の岩明均の得意技(?)である、死んだあとの人間がたちまち“モノ”と化す酷薄な描画…を、室井大資は自らのテイストで存分に描き切っている。
一方で室井大資特有のすっとぼけた味わいも随所にあり。
彼の大傑作『イヌジニン』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_1931.html)同様、どんよりと重くなりそうな話をある種ライトにも(?)読ませてしまうセンスには磨きがかかり。
そして絵で“痛み”を感じさせる描写力は、かつての比ではない。
(そりゃそうだ、『イヌジニン』からもう10年近く経っている)
岩明均のお話に室井大資の絵…両者の相性は想像以上に良い。

レイリの夢に死んだ家族が出てくるあたりは、沙村広明『無限の住人』(キムタク主演で実写映画化だってねえ…)のパロディ(?)みたいなテイスト。
一方で織田信長の狂気じみた表情には、板垣恵介っぽい風味もあったりして。
室井大資、これ以上ない舞台を得て、持てる引き出しを開けに開けてる一方で、先に書いた通り成長ぶりは著しい。

何よりも、主人公であるレイリ。
生い立ちに色々ありながらもとぼけた感じの美少女…というのは元々岩明均が得意としていたキャラクターでもあるのだが、そこに元々“目力が強くて薄幸そう”な女性キャラを得意とする(?)室井大資のセンスが加わって、絶望と狂気と脱力と色気を等分に併せ持った稀代のヒロインが誕生。
コミックス刊行から既に2ヵ月…別冊少年チャンピオンで連載開始当初から読んでいた人も含めて、既にレイリに惚れちゃってる人も多いことだろう。

武田信勝の“影武者”となったレイリ。
しかし影武者の“同僚”だった和助が敵襲に倒れ。
そもそも武田信勝って享年16歳だぞ?
(『レイリ』2巻の時点で13歳)
レイリの今後がどう転がって行くのか…3巻の発売が待ちきれない。


あとアレだ、大ヒットで左うちわになった室井大資にガールズバーおごってもらう方向で…(爆)。


追記:
ガールズバーはまだおごってもらっていない。

(2024.12.25.)

山下ユタカ近況(本人コメント一言あり)

画像このブログにアクセスする人が、何処のリンクから飛んできたのかとか、どんな検索キーワードでここを見つけたのかとか、ある程度わかるようになってるんだけど。
ここ数日急増しているのが、「沖田臥竜」とか「山下ユタカ」とかのキーワードからこのブログにたどり着いてる人たち。
ああ…『カリスマ』が5話で止まったまんまだもんな。
そのことについて何処にもアナウンスがないし、みんな情報を探しているワケか。

『カリスマ』6話以降の掲載がストップしていることについては、俺もその事情についてコメントする立場にない。
とりあえず山下ユタカ本人からは、本日、
「今暫く待たれよ」
と一言ながらメッセージが。
ファンの皆様に伝えてほしいということで。

R-ZONEで不定期連載していたコラム『接触不良』も終わってしまったし、『カリスマ』もストップしているしってことで。
山下ユタカ、個人向けのイラスト仕事請け負いながら、例によってネーム描いたりしつつ過ごしておる様子。
(引き続きイラスト仕事募集中。お問い合わせは山下ユタカ公式サイトまで)
とりあえず、次のアクションを待ちましょうかね。
(もちろん、イラスト仕事だけじゃなくて漫画載せてくれる媒体も絶賛募集中)


で、山下ユタカ、バンドの方は11月2日(水)に新大久保EARTHDOMで、5日(土)に三軒茶屋HEAVEN'S DOORでライヴが。
先日告知したとおり、5日のゲルチュチュ企画「第10回首都圏蹂躙演奏会」の方は、俺もDJで出ますんで。
御都合付く方は是非いらしてね。


ともあれ、早いとこ再開してほしいよね『カリスマ』。
5話までの時点で、実質的にまだ何も起こってないからね。
いよいよここからというところでストップなのは、読者としても精神衛生上よくないですね。
『接触不良』も面白かったんだけどなー。
かつての山下ユタカからは考えられないようないろんなイラストが観られたしさ。
(ガルパンとか)
まあ仕方ない。
大事なのは今後だ。


さて…俺も人のことばっかり心配してる場合じゃないな。
いろいろ頑張らないと…。


追記:
結局『カリスマ』は未完のままに終わった。

(2024.12.11.)

沖田臥竜/山下ユタカ『カリスマ』第五話

画像はい、沖田臥竜原作・山下ユタカ作画『カリスマ』第五話、24日にアップされておりますね。
うっ、今回ページ数少ない…。
ともあれ↓


http://r-zone.me/2016/09/post-1765.html


武田組からの離脱を決めた直江組だが。
しかし一枚岩ではないようで。
ますます募る不穏な空気。

随分ゆっくり丁寧に進めてるなという感じ。
そろそろ、話の展開が遅いとか言う人も出てきそうなぐらいの。
しかし緊迫感は維持され続けている。
今後を楽しみに待とうじゃないですか。
何しろ週刊連載だからね。
もう今週末には次の話が読めるのだ。
(画像は第五話じゃないですよ)


週刊連載の方はイイんだけど。
なんか、同じR-ZONEで不定期連載だったコラム「接触不良」は打ち切りだそうで…。
不人気だったらしい。
毎回違ったいろんなネタで、予想もしないようなイラストが見られて面白かったんだけどなー。
そう思ってた人は少なかったのか?
残念…。

最新のネタはこちら↓
(『ガールズ&パンツァー』に続いてびっくりのイラスト)


http://r-zone.me/2016/09/100-3.html


まあ漫画の方頑張ればイイか…。
何しろ紛れもない今、連載中なワケだから。
いやいや仕事は幾らあってもいいワケで…。
ともあれ『カリスマ』次回を待とう。


追記:
ところが『カリスマ』もこの5話で中断しようとは。

(2022.7.25.)


(2024.12.4.改訂)

『カリスマ』第四話と『DJ道』第5話

画像おっと、1週間近く経ってしまった。
先週の土曜日、沖田臥竜原作・山下ユタカ作画『カリスマ』第四話、間違いなくアップされております。
皆様もうお読みになったかと思いますが…。


http://r-zone.me/2016/09/post-1750.html


連載4回、1ヵ月にして、未だ序盤。
撃ち合ったり殺し合ったりダンプ突っ込んだりとかは一切ないものの、不穏な空気は最高潮。
明後日には第五話がアップされるはず。
さあどうなるか。

今のペースだとちょっと焦らし過ぎじゃないかと思う人もいるかもだけど、転がり出したらえらいことになりそう。
相変わらず“山下ユタカ カリスマ”で検索するとこのブログの方が上に出てくるのはアレだけど(ファンの皆様は『カリスマ』の拡散希望)、毎回次が楽しみな『カリスマ』であります。


一方、以前第1話を紹介したムラマツヒロキ『DJ道』(画像)、こちらも第5話がアップされている。


http://chancro.jp/comics/dj/5


『カリスマ』とはもう何もかもが違う漫画だけど、こちら盛り上がってきております。
遂にデビューを果たした初心者DJ道雄、EDMやらで盛り上がるフロアに昭和アイドル歌謡でいかに挑むか…?
今回のお題は“ピッチを合わせろ!”。
やべえ、俺ほとんどやったことない(苦笑)。

ムラマツヒロキ、こないだも書いたけど、なんか女の子が妙にかわいい(笑)。
DJミコはPCでDJですかー。


それにしても。
漫画も活字も紙ので所有して読むのが一番好きだけど、パソコンから好きな時に無料で読める便利さにも驚くばかり。
時代は変わる…。


追記:
とはいえ、PCから好きな時に読める状態がいつまでも続くとは限らない、というか実際にはそうでない方が圧倒的に多いのだった。
『DJ道』だって、今では紙の単行本で読んでるもの。

(2024.12.4.)

沖田臥竜/山下ユタカ『カリスマ』第三話

画像はい、『カリスマ』第三話「離脱」アップされましたね。
皆様御覧になったでしょうか。

http://r-zone.me/2016/09/post-1722.html

二代目梶組が武田組からの離脱を決定し。
飲食店経営というシノギで世間に波風立てることなく暮らしていた梶組若頭補佐・木夏の運命が音を立てて転がり始める、その瞬間。
先日も書いたけど、お話の作り手が別の人ということで、山下ユタカが描いていながらちょっと違ったリズム感で、非常に興味深い。
次回どうなるのか、続きが待ち遠しい。

…ところで、ラストのページに次回の配信予定日が書いてなかったんだけど。
次の週末に第四話読めるんでしょうねえ?

あとこの漫画、ネット上をちらっと見る限りでは、全然話題になってないのがちょっと心配。
大体“山下ユタカ カリスマ”で検索しても、R-ZONEよりこのブログの方が上に出てしまうという…。
「残像のラプソディ」の時は、ナタリーはじめとしてあちこちで大きく取り上げられたんですけどね。
やっぱり題材がアレ過ぎる?

しかしこないだ久しぶりに「イブニング」読んだら、『極悪がんぼ』でも組を割る割らないって話やってて…。
コレ、“題材”は同じじゃないかしら。
題材がアレだから『カリスマ』読まない/楽しめないってのも、また違う気がする。
題材がちょっと…っていう人がいたとして、『ガガガガ』や『ノイローゼ・ダンシング』がOKで『カリスマ』がNGってのもどうかと。
面白くないと思う人は、もう仕方ないけどね。
とりあえず俺は面白いと思って読んでるから、次回も楽しみですよ。

ここを見てる山下ユタカのファンで、第一話・第二話もまだ読んでないって人はいないと思うけど。
万が一いらっしゃったら、すぐチェックされたし。
山下ユタカ読んだことないっていう人は、無料で読めますから是非お試しを。


DOCTORS OF MADNESS、結局行けんかった…。
残念。


(2024.12.4.改訂)

沖田臥竜/山下ユタカ『カリスマ』第二話

画像いやあ、沖田臥竜原作・山下ユタカ作画『カリスマ』第二話。
ちゃんとアップされてんのな。
(当たり前だが)
本当に週刊連載なんですのよ奥さん(←誰)。


http://r-zone.me/2016/09/post-1701.html


「予感」というタイトル通り、ヤクザなりの平凡な日常(?)が音を立てて崩れていく、その手前の一瞬が描かれている。
(画像は第二話の下絵じゃありません)

それにしても。
山下ユタカそのものの絵(「残像のラプソディ」以降、かつての緻密さを取り戻しているのが嬉しいね)なんだけど。
コマ割りその他、漫画として成立させる実作業をすべて山下が行なっているにしても…お話を作る人が違うと、やっぱり違う雰囲気になるんだなあ。
彼が原作付きの漫画を描いたらどんな風になるんだろうというのは、もう何年も思っていたことだが、それを実際に目の当たりにして見ると、実に感慨深い。

あと、ちょっと画面の表示がデカくなって。
スクロールしないとページが読み切れないんだけど、その分迫力は増している。
第一話の誤植もただちに直されているし、R-ZONEの中の人も、出来る範囲でいろいろやってくれている感じ。

「残像のラプソディ」以外、山下ユタカの漫画をネームの形で(しかも部分的に)見ることしか出来なかったのが。
ようやくちゃんとペン入れされたカッコいい絵で、しかも毎週見られるワケで。
話はまだ動き出したばかり…というか動き出す以前。
ここからどのように転がって行くのか。
この先が実に楽しみだ。
とりあえず生きてなきゃならん理由がひとつ出来た(笑)。


第三話は10日。
さあどうなるか。


追記:
結局話が動き出す前に終わっちまったなあ…。

(2024.12.3.)

沖田臥竜/山下ユタカ『カリスマ』(作者コメント有)

画像山下ユタカ、『ラチェット・シティ』以来となる新連載スタート。

実は今までにも話が出ては消えたりしていたが、今回初めて実現した原作付き。
原作者の沖田臥竜は、“元極道の異色作家”という触れ込みで「R-ZONE」に連載している人物。
これまでにもヤクザや半グレなど、いろいろと悪い人たちを描いてきた山下ユタカ。
元“本職”の人が原作で、作画が山下ユタカ、“禁断の実録物語”って…それは期待するなというのが無理というもんでしょう。

で、この新作『カリスマ』も、「R-ZONE」での連載です。
第1話「分裂」はこの27日から掲載されている。

http://r-zone.me/2016/08/post-1689.html

六代目武田組傘下の直江組が本家からの独立を画策。
…と、第1話の内容をざっくり一言で説明してしまうと、そういうことになる。
会合に漂う不穏な緊張感と、迫りくる血生臭い抗争の予感。
それが山下ユタカのあの絵で描かれている。

画面にひしめくヤクザの姿。
服装その他、白黒画面では黒と白のはっきりしたコントラストが際立ちやすく。
山下ユタカの画風との親和性は、やっぱり高いんだなあと改めて思わされる。
彼らが次回以降どのように立ち回るのか。
実に楽しみ。

『代紋TAKE2』亡き今、“本職”の皆さんからの人気が最も高いヤクザ漫画は『○○○○』なんだそうで。
『カリスマ』がそれにとって代わる日も遠くない?

問題がないこともない。
サイズがちょっと小さいとか。
画面の下の方をクリックしてページを移動するのがちょっとやりづらいとか。
先日紹介した『DJ道』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_2183.html)と比較すると、操作性があまり良くないのは明らか…そもそも漫画を読ませる前提のサイトじゃなかっただろうから仕方ないけど。
しかしそれは些細なこと。
「残像のラプソディ」以来となる山下ユタカの漫画、『ラチェット・シティ』以来となる山下ユタカの連載が、無料で読めるんだから。
しかも次回は9月3日って…週刊連載?
それはえらいことではないですか。


それにしても。
「残像のラプソディ」の時に較べると、なんか反応が盛り上がってない気がするぞ。
「残像のラプソディ」の時は、ナタリー他あちこちのサイトで喧伝されていたモノだけど。
『カリスマ』は、山下ユタカの公式ツイッター周辺以外では話題になっていないような…。
まあ、だからここで書いておくワケですが。
とにかく皆様、是非ご覧ください。


追記:
山下ユタカ本人よりコメントありました。
「1年振りに原稿描いてマウス R-ZONEにて件のあの事件を振り返る極道マンガ“カリスマ”!!!
読みにくいのわご愛嬌(マンガのサイトぢゃないのでしょうがない─とのコト)しかしながら…精一杯作画ちう ひとつ何卒よろしゅうに!」

(2016.8.30.)


追記2:
結局コレも続かなかったなあ。
そして『○○○○』は実写化だそうで…。

(2024.12.2.)

ムラマツヒロキ『DJ道』

DJ道.jpgイヴェント「HANKY PANKY」で毎回顔を合わせるDJ・ムラマツヒロキ。
アナログレコードばかりをすっげえ上手くつなぎまくる男。
そして彼は、漫画家でもある。
そのムラマツが、秋田書店のWEB漫画サイト「チャンピオンクロス」で17日から新連載を開始した。
その名も『DJ道』。
(“どう”じゃなくて“みち”です。当然あの名作『まんが道』にひっかけたのだろう)

http://chancro.jp/comics/dj

この「チャンピオンクロス」って、全部無料なんだねー。

DJ×漫画…といえば、今ではあの『とんかつDJアゲ太郎』ということになるのかも知れないけど。
いやいや、ムラマツヒロキという男も、パチスロ誌での連載以外は『DJメシ』とか『DJ侍』とか、DJネタの漫画にこだわりながら活動している。
グルメとか歴史とかに絡めてDJを描いてきたムラマツが、改めて正面からDJを描くのが、この『DJ道』。

漫画やアニメが好きなヘタレ青年・道雄は、ずっと想い続けてきた幼なじみ・涼子に告白するのだが。
涼子はいつの間にやらEDM大好きなレイヴァーと化していて、人気DJと付き合い始めていたのだった。
絶望した道雄が偶然出会ったのが、謎の男・ムラマツヒロキ。
(って、作者本人やん!)
ムラマツの導きによって、道雄はDJへの道を歩み始めるのか?

…というのが、第1話のあらすじ。
ムラマツヒロキ、失礼ながら正直言って絵よりもDJの方が上手いと思うけど。
でもその絵には独特の味がある。
そして女の子が妙に(?)かわいかったり。
果たして、それまでアニソンやアイドルしか聴いていなかったであろうヘタレ青年が、フロアを盛り上げる人気DJになれるのか。
今後が楽しみ。
ちなみに作中のムラマツはなんか極悪そうな人物ですが、本人はいたって愉快な人です。


DJといえば明日19日は「CLUB-D」@大森AIN'T NO#で20時25分から回しますよ。
ムラマツヒロキとは来月の「HANKY PANKY」で共演します。
(そちらの方は改めて告知)
御都合付く方は、是非御一緒しましょう。


追記:
『DJ道』のスタートが8年も前であることに驚く。
ムラマツヒロキ先生とも長い付き合いになったモノだ。

(2024.10.26.)

執念の絵柄チェンジ

NO IMAGE.png山下ユタカとは2ヵ月ばかり会ってないんだが。
(3月以来、ゲルチュチュのライヴにも行けず…)

その間、「R-ZONE」に載ってた『ガールズ&パンツァー』のイラストにも驚かされたが。
先日公式ツイッターにアップされた、新作用キャラ表からの1枚にもまた驚かされた。
オリジナル作でも、遂にこう来たか。

『ラチェット・シティ』「銀貨鉄道途中下車」「残像のラプソディ」…と、かつての“ヴァイオレンスの極北”云々みたいな作風から転換を遂げつつある山下ユタカだが。
少ないながらも熱狂的なファンを獲得し続けてきたあの独特の絵…が、今や何処に持ち込んでも受け入れられないのだとか。
で、漫画家稼業を続けんとする山下の執念が生んだのが…あのかわいらしい女の子のイラスト。

俺は随分長いこと“山下ユタカはその気になればラブコメだって何だって描ける”と言い続けてきたが。
本人にはあんまりその気がなく。
(まあそりゃそうか)
しかしここに来て、かつてのテイストを封印してでも(?)、商業ベースに受け入れられる絵柄を本気で追及する気になったか。

転向?
セルアウト?
セルアウトなら、それでもイイと俺は思う。
型枠大工やらずにあくまで漫画家で食って行こうとするなら、そのためにやるべきことをやればイイんだと思う。

件のイラストは、某社でしばらく前からボツ食らい続けているという新作短編(いや、掌編か)からのモノと思われ。
そのネームは随分前からボツの連続らしいが、俺と周囲の極少数の気持ちとしては「そのぐらいのページ数、仕事と腹括ってサクッと仕上げたれや~!」と。

それももう終盤だろうか。
本人からのコメントは「もうじんじをつくしててんめーをまつってヤツ」ということで。
もちろん他にも多くのネームがあり。
進行中(停滞中とも言う)の、また別の仕事もあり。
「残像のラプソディ」からも約1年。
山下ユタカの再登場を待ちたい。


そして19日(木)はゲルチュチュ@新宿URGAです。
今月閉店するURGAでの最後のライヴとなる。
俺は既報通り、その日は大森AIN'T NO#で「CLUB-D」に出るので行けないが。
行ける人は、URGA行ってあげてください。
(あ、来られる人は「CLUB-D」ヨロシクです。20時25分から回します)


追記:
コレを書いた当時は件のイラストを転載(山下ユタカの了承済み)してあったのだが。
ブログを引っ越したりで今じゃ何処にも見当たらない。
デジタルって残らないよな…。

(2022.6.1.)


追記2:
その後山下ユタカはこの頃の比ではないレベルで目のでっかいかわいい女の子を描くようになるのだったが。

(2024.10.26.)